2015年度第11回定例報告会

第11回定例報告会の記録です。


佐藤「就職活動の報告」
麻薙「就職活動の報告」


今回は変則的に、就職活動の報告でした。就職に関して、一人ひとり違う考え方があるのは聞いていて面白いです。後輩にもなにかしら有意義であったようです。


専門的な研究を学ぶために大学院へ入ってから、民間企業に就職するということは、今の日本ではとてもふつうのことのようです。しかしその民間企業が大好きな"世界標準"で考えれば、いまの新卒一括シュウカツはそうとうに変わったもので、それは学びの途中での進路の一大変更であって、非常におおきな決断をしたことなので、自分はいつも、その決断力はすごいなあとおもっています。一方で、いつもとても不思議に思うのですが、その大きな進路変更をした先、これから三十年以上の自身の行動の基本原理となるはずのグローバル資本主義の背景や現状や、その中でどんな振る舞いが求められているのか、とかがよくみえていないという場合が多い気がします。これは自分も本当のところはよくわかっていないのですが、変に流されないためにこういうことをちゃんと考えるのもいかにも大学の仕事であるように思います。