ぐるぐるするBL-3B

ご報告が遅くなりましたが、先々週と先週の前半まで高エネ研フォトンファクトリーに行ってきました。試料はいただきものの無機材料です。

 

いつもはBL13Bを使っているので、僕にとって初めてのBL3Bでした。

なぜか装置が高い場所にあって、ずいぶん見晴らしがいいな、というのが第一印象です。

 

ところが、このビームラインではすべてが手動でした。

試料の表面処理をする場所が計測する場所の15cm上にあるのですが、、、

1mm動かすのにハンドルを5周しなくてはいけないのです!

つまり片道750周!往復で1500周!もハンドルをぐるぐるする必要があるのです。

この作業がいちばんしんどかったと思います。

(のちに電動ドリルを使えば脱手動化が可能と判明。泣)

 

計測もなんだかんだ長引きましたが、頑張った甲斐あって良さげな結果がでました。現在、鋭意解析中です。

今月はビームタイムだらけなので、今後もがんばっていきます!

 

小野

 

にこやかにハンドルを回す小野