2016年度第1-3回定例報告回

2016年度の定例報告回が始まっています。

今年度の研究室体制は先輩から新入生まで皆活発で、雰囲気も断然よいと思います。産総研から吸収分光器を持ってきてくれた細貝さんが、ゼミ準備に疲れてソファーで寝ている学生を見て、羨ましいと言っておりました。こういうところから何か生まれる感じがするのだそうです。

この辺は、古き良き大学好きに共通するところ。別にスマートでもない、乱雑で小汚い、けれどもなんか面白い、みたいな場から、不器用なりに自分たちのサイエンスをコツコツ築いていくのは楽しいことです。   (山田)


第一回(2016/5/18)
M1安達「グラフェンからの電解放出の機構解明のためのエネルギー分析装置開発」
M1庄司「室温水素雰囲気中でのPd(110)における水素の挙動」


第二回(2016/5/24)
M1角「Si(111)-(√7x√3)-InへのKドープによる超伝導転移温度制御」
M1前田「Sumanene単分子層の構造及び電子状態の計測」


第三回 (2016/6/1)
B4西山「分子からの電子放出の解明〜C60/ Wエミッタの作製」
B4宮城「Pd(110)における水素の昇温脱離計測」