ドイツで(ハイブリッドで)開催された、光電子軌道トモグラフィーの学会
734. WE-Heraeus-Seminar:Photoemission Tomography: Applications and Future Developments
に岩澤君が単身乗り込み、ポスター賞受賞の快挙を達成しました!
ドイツの会議は、ハイレベルな研究のおもしろさが伝わってきて本当に楽しいのですが、同時にあちらの圧倒的な研究文化レベルもばりばりにつたわってきますので、いつもながら大変ショックを受けます。今回も山田はなんども人生を投げ出しそうになりながら見ていたところ、岩澤君のポスターに大御所Pucshnig先生らが議論にきてくれて、興味をもってくれたようで、話が弾んでいました。
ドイツの強力な組織的研究と違って、うちのはわずか数人の自転車操業的な研究なのですが、アイデアが面白ければ、また一生懸命発表すれば、ちゃんと評価していただける、っていうのは、強国の懐の深さもあるのでしょうが、基礎研究というもののいいところでもあります。