C60とかペプチドとかSi(110)とか

やりたい事の9/10くらいはできていない気がする、まだ春学期中、パフォーマンスはまだ悪いですが、隙を見てDuisburg-Essen大学のMoellerグループとBerlin自由大学のFrankeグループを訪問してきました。


できるグループはラボと人々の雰囲気ですぐわかります。とにかく全員がしゃべれるので、一日中ディスカッションができてかなり楽しかったです。いずれのグループでも、うちでも少しやっている(た)Cu(111)上のC60のさらなる計画を議論してきました。やはり分子に電子を注入する事柄はいろいろなことにつながってきます。この系も共同研究の種として大事にする必要があります。


帰ってきたら山本研の中山君と白木研の高井君がディスカッションに来てくれて、新しいペプチドの一次元自己集合体(というとほとんどAmyloid線維ですね)に関する共同研究のうちあわせが出来ました。ナノ材料を使うときにはやはり表面に配置しますので、その辺りの制御という観点もいつも大事になります。


そして本研究室も何件か発表申し込みしたばかりのACSINですが、山部先生より、Si(110), Ge(110)の件も出すように急遽依頼があってこれもだすことになりました。これらは喫緊の次世代デバイス表面、大手企業は研究している筈ですが、あまり表に出てきません。この辺も大事にしていきたいです。 (やまだ)